寒いギャグ連発にノックアウトです。
鳥山ワールド全開といったところです。
「ベジータが愛妻家」だったなんて設定は、原作者がかかわったからこそ。
文句がある人、「アラレちゃん」から見直してください。
本当のドラゴンボールです。
参考までに、『ドラゴンボールz神と神』はテレビアニメの続編ではありません。
”漫画のドラゴンボール”の続編です。
Zしか観たこと無い人、GTしか観たこと無い人。改しか観たこと無い人。
漫画読んでから観ると最高に面白いですよ。
(アマゾンレビューより引用。意味を変えずに書き直しております)
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【製作エピソード】
くり返しになりますが、この『ドラゴンボールZ 神と神』は原作者の鳥山明氏が初めてアニメシリーズに脚本の段階から深く関わった劇場公開作品です。
鳥山氏がコミックの原作とほとんど変わらない台詞入りプロットの中から90%以上のストーリーと台詞が採用されています。
破壊神ビルスら映画オリジナルキャラクターのほか、メインキャラクター達の服装も鳥山氏が新たにデザイン。
『ドラゴンボールZ 神と神』のキーワードは「破壊神」と「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」となっています。
これは、脚本家の渡辺雄介氏からの発案によります。
鳥山氏は「これ以上ない、という所まで強くなってしまった悟空たちのピンチを表現するにはとても良いアイデア」と評価。
とはいえ、「暗いシリアスな物語と世界観」だったため
「東日本大震災以降、悲惨な話じゃなくて、友情や仲間、コメディを盛り込んだ明るいポジティブな内容にしたい」
と修正を要請。
はじめは、見本を示すだけのつもりが手が止まらず、
初期プロットの「クリリンと18号の結婚式をブルマの誕生パーティに変更」したりと、結果的にキャラクター設定や台詞、脚本に大幅に鳥山の手がはいっています。
「もしも連載に続きがあったら‥‥を想定したオリジナルストーリーがつくられた」といっていい作品になっています。
この事について鳥山氏は公開後「脚本家の方には、大変失礼な事をしてしまった」と反省の弁を述べてますが、
脚本家の渡辺氏は「これが『ドラゴンボール』だなと。俺は何やってたんだろうと(笑)」と快く改訂を受けたそうです。
魔人ブウ編の後の物語にしたことについては
「悟空たちが一番強い時期である事と、原作最終話の後だと悟空はウーブを連れて、どこかに行ってしまい、ブルマやクリリンをかなり老けさせてしまったため」と答えています。
(参考:朝日新聞DIGITAL「カルチャー」2013年3月30日・「ウイキペディア」)
企画段階では、破壊の心を植え付ける能力を持つ、もっと悪い人物になる予定であった。
その影響で仲間達が悪い心に取り込まれていくといった展開が予定され、かつてのサイヤ人の多くが悪人になったのもビルスが元凶であった事になる予定だった。
しかし、鳥山明氏の「ポジティブな話にしたい」との意向から最終的に今の形となった。
「ビルス」という名前も、当初「ウイルス(virus)」が由来という事であったが、鳥山氏が「ビール」が由来と勘違いしたことから、そちらの案に決定。
また相方の名前もアルコール繋がりで「ウイスキー」から取ってウイスとなったということ。
相変わらず面白い命名です。
鳥山明ワールド全開!!
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